「ニュース:北大病院きょう心臓移植、和田手術以来 北海道内で46年ぶり」の版間の差分
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2014年1月6日 (月) 13:04時点における最新版
【2014年1月5日】 北海道大学病院(札幌市北区、以下北大病院)は5日、関東地方の病院で脳死と判定された成人男性が提供した心臓を20代男性に移植する手術を6日早朝から実施すると発表した。
北大病院での心臓移植は初めてで、道内での心臓移植は札幌医科大学の和田寿郎教授が1968年に行って以来、46年ぶりとなる。北海道では前述の札幌医科大学による心臓移植の際に飛び交った様々な嫌疑・議論により「和田心臓移植事件」などとも呼ばれ、事実上の禁忌となっていた。
概要[編集 | ソースを編集]
北大病院によると、移植を受ける患者は心臓が肥大し筋肉の収縮が悪化する拡張型心筋症で、手術は松居喜郎教授らが執刀し、6日夕方に終了予定。これに先立ち臓器提供者からの心臓の摘出手術を6日早朝に行う予定で、北大病院は5日夜に循環器外科の久保田卓講師らを派遣した。
日本臓器移植ネットワークによると、臓器を提供する成人男性は頭部外傷のため入院していたが、5日午前8時52分、臓器移植法に基づき脳死と判定された。男性は運転免許証に臓器提供の意思を示していた。脳死移植は法施行後252例目となる。
北大病院は2010年に道内で唯一、成人の心臓移植実施施設として認定されている。
関連項目[編集 | ソースを編集]
参考文献[編集 | ソースを編集]
- ↑ 北海道新聞1月6日朝刊掲載