「ICD-10」の版間の差分
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日本においては[[厚生労働省]]がICD-10の2003年版をベースに日本語の補足を加筆したものが採用されている<ref>[http://www.mhlw.go.jp/toukei/sippei/ 「疾病、傷害及び死因の統計分類」|厚生労働省]</ref> | 日本においては[[厚生労働省]]がICD-10の2003年版をベースに日本語の補足を加筆したものが採用されている<ref>[http://www.mhlw.go.jp/toukei/sippei/ 「疾病、傷害及び死因の統計分類」|厚生労働省]</ref>。2012年現在、[[世界保健機関]]([[WHO]])がウェブサイト上で公開しているのは2010年版である<ref>[http://www.who.int/classifications/icd/en/ International Classification of Diseases (ICD)]</ref>。 | ||
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現行のICD-10は以下の22章(いわゆる大分類)から構成されている。 | 現行のICD-10は以下の22章(いわゆる大分類)から構成されている。 | ||
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2018年6月15日 (金) 15:28時点における最新版
ICD-10とは、1990年の第43回世界保健総会において採択された「疾病及び関連保健問題の国際統計分類(ICD)」の第10回目の修正版のことである。
概要[編集 | ソースを編集]
「疾病及び関連保健問題の国際統計分類(ICD)」は、もともとは国をまたいで統計をとれるように作成された分類コードであり、従来は10年ごとに更新されていたものであったが、ICD-9あたりから世界標準の病名コード表として広く医療機関における医療記録の管理などでも使用されるようになっていたことをうけ、以降は10年毎にICD-11など新版が発表されるのではなく、必要に応じてICD-10に修正を加えるかたちで適宜更新されるようになっている。なお、利用・引用に際しては「何年度版を用いているか」を明記した方が良い。
日本においては厚生労働省がICD-10の2003年版をベースに日本語の補足を加筆したものが採用されている[1]。2012年現在、世界保健機関(WHO)がウェブサイト上で公開しているのは2010年版である[2]。
構成[編集 | ソースを編集]
現行のICD-10は以下の22章(いわゆる大分類)から構成されている。
第1章 | 感染症及び寄生虫症 | A00-B99 |
第2章 | 新生物 | C00-D48 |
第3章 | 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 | D50-D89 |
第4章 | 内分泌、栄養及び代謝疾患 | E00-E90 |
第5章 | 精神及び行動の障害 | F00-F99 |
第6章 | 神経系の疾患 | G00-G99 |
第7章 | 眼及び付属器の疾患 | H00-H59 |
第8章 | 耳及び乳様突起の疾患 | H60-H95 |
第9章 | 循環器系の疾患 | I00-I99 |
第10章 | 呼吸器系の疾患 | J00-J99 |
第11章 | 消化器系の疾患 | K00-K93 |
第12章 | 皮膚及び皮下組織の疾患 | L00-L99 |
第13章 | 筋骨格系及び結合組織の疾患 | M00-M99 |
第14章 | 腎尿路生殖器系の疾患 | N00-N99 |
第15章 | 妊娠、分娩及び産褥 | O00-O99 |
第16章 | 周産期に発生した病態 | P00-P96 |
第17章 | 先天奇形、変形及び染色体異常 | Q00-Q99 |
第18章 | 症状、徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの | R00-R99 |
第19章 | 損傷、中毒及びその他の外因の影響 | S00-T98 |
第20章 | 傷病及び死亡の外因 | V01-Y98 |
第21章 | 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 | Z00-Z99 |
第22章 | 特殊目的用コード |