「1回拍出係数」の版間の差分
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成人の正常値は30~60ml/beats/m{{sup|2}}とされている。 | 成人の正常値は30~60ml/beats/m{{sup|2}}とされている。 |
2012年7月29日 (日) 18:57時点における最新版
1回拍出係数(いっかいはくしゅつけいすう、英:Stroke Index,SI)とは、心臓が1回の拍動(はくどう)で送り出す血液の量を、体表面積(身体の大きさ)あたりに換算した数値のことである。
なお、「1回拍出係数」ではなく単に「拍出係数」という場合は、1回ではなく1分間あたりを意味する「心係数」を指していることが多々あり、どちらを意味しているかは前後の文脈から読み取ること。
概要[編集 | ソースを編集]
1回拍出係数は、1回拍出量(Stroke Volume,SV)を体表面積(Body Surface Area,BSA,単位:m2)で割った値である。
1回拍出係数(SI) = 1回拍出量(SV) / 体表面積(BSA)
成人の正常値は30~60ml/beats/m2とされている。
関連項目[編集 | ソースを編集]
- 心拍出量 (Cardiac Output, CO) = 心室が1分間に拍出する血液量 = 1回拍出量(SV) * 心拍数
- 心係数 (Cardiac Index, CI) = CO / BSA
- 1回拍出量 (Stroke Volume, SV) = EDV - ESV
- 1回拍出係数 (Stroke Index, SI) = SV / BSA
- 体表面積 (Body Surface Area, BSA)
- 駆出率 (Ejection Fraction, EF) = (EDV - ESV) / EDV * 100 = SV / EDV * 100
- 左室拡張末期容積 (End Diastlic Volume, EDV)
- 左室収縮末期容積 (End Systolic Volume, ESV)
- サーモダイリューションカテーテル = 最も代表的な静脈用カテーテル(カテーテル)
- 血液ガス分析