「DICOM/Application Entity」の版間の差分
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[[DICOM]]における'''Application Entity''' (AE | [[DICOM]]における'''Application Entity''' (あぷりけーしょんえんてぃてぃ)とは、[[DICOM通信]]を行うアプリケーションの実体のことである。 | ||
あまりにも長い名称なので'''AE'''(えーいー)と呼ばれることが多い。 | |||
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AEとは大雑把に言えば、[[DICOM通信]]に対応したアプリケーションのプロセスのことである。 | |||
つまり、Windowsであればタスクマネージャーに出てくるプロセスのひとつのことであり、LinuxやUNIXであればpsコマンドで出てくるプロセスのひとつのことである。 | |||
各AEは[[DICOM/AE Title|AE Title]]という個別識別子(ユニークな名前)を必ず持つことになっており、通信相手としてこれを指定することでローカルPCやネットワーク越しなどを気にせずプロセス間通信を行える。このプロセス間通信を開始する側のAEを'''Caling AE'''、通信を受け付ける側のAEを'''Called AE'''という。また、AE間の通信接続セッションのことを[[DICOM/Association|Association]]という。 | |||
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2012年11月12日 (月) 15:44時点における最新版
DICOMにおけるApplication Entity (あぷりけーしょんえんてぃてぃ)とは、DICOM通信を行うアプリケーションの実体のことである。 あまりにも長い名称なのでAE(えーいー)と呼ばれることが多い。
概要[編集 | ソースを編集]
AEとは大雑把に言えば、DICOM通信に対応したアプリケーションのプロセスのことである。 つまり、Windowsであればタスクマネージャーに出てくるプロセスのひとつのことであり、LinuxやUNIXであればpsコマンドで出てくるプロセスのひとつのことである。
各AEはAE Titleという個別識別子(ユニークな名前)を必ず持つことになっており、通信相手としてこれを指定することでローカルPCやネットワーク越しなどを気にせずプロセス間通信を行える。このプロセス間通信を開始する側のAEをCaling AE、通信を受け付ける側のAEをCalled AEという。また、AE間の通信接続セッションのことをAssociationという。