注腸造影検査

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注腸造影検査(アインラーフ)とは、消化管造検査のひとつで、肛門から硫酸バリウム(X線造影剤)と空気を注入したうえで、大腸X線一般撮影を行い、大腸疾患の有無を確認する検査方法のことである。

大腸粘膜の細かな病変を確認できるため、大腸疾患の早期発見・早期治療に効果がある。

腸管に問題があり排出等が困難な場合は硫酸バリウムの代わりにガストログラフィンを使うことがある。ガストログラフィンではバリウムほど詳細な情報は得られないが、おおまかな狭窄や全体の形状はわかるので、クローン病潰瘍性大腸炎であればある程度の予測できる。

注腸造影検査は、肛門にゼリー状の麻酔をぬり、X線造影剤を注入、更に空気を入れて腸管を膨らませ、体を回転させてシャッフル。大腸が良く見えたところで写真を撮るという方法で行われる。検査時間は10~30程度。

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