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'''抗原'''(読み:こうげん、{{lang-en-short|antigen}} 、略号Ag)とは、生体内に入ると生体が異物と認識して抗体を作る(免疫反応を引き起こす)原因となる物質のことである。
{{医療機関
|名称          = 鈴木外科循環器科クリニック
|画像          =
|正式名称      = 鈴木外科循環器科クリニック
|英語名称      =
|前身          =
|標榜診療科    =
|許可病床数    =
|精神病床数    =
|結核病床数    =
|感染症病床数  =
|一般病床数    =
|療養病床数    =
|職員数        =
|病院機能評価  =
|開設者        =
|管理者        = <!-- 鈴木和幸(院長) -->
|地方公営企業法 =
|開設年月日    =
|所在地郵便番号 = 002-8073
|所在地        = 北海道札幌市北区あいの里3条4丁目8-1
|位置          =
|電話          = (011)770-4730
|FAX            = (011)770-4730
|公式サイト    =   
|二次医療圏    =
}}
'''鈴木外科循環器科クリニック'''とは、札幌市北区にある医療機関である。


==概要==
== 予防接種 ==
抗原とは、[[生体]]内に入ると[[生体]]が異物と認識して[[抗体]]を作る原因となる[[物質]]のことである。
* [[三種混合ワクチン]] ([[DPTワクチン]])
多くの場合、抗原は[[身体]]にとって[[異物]]または[[毒性]]である。
* [[二種混合ワクチン]] ([[DTワクチン]])
* [[風疹]]
* [[麻疹]]
* [[高齢者インフルエンザ予防接種]]
* [[インフルエンザ]]
* [[流行性耳下腺炎]]
* [[破傷風]]
* [[B型肝炎]]
* [[水痘]]
* [[麻疹・風疹混合ワクチン]] ([[MRワクチン]])


いったん生体内に[[抗体]]ができると長期間存在しており、次に同じ原因物質が侵入すると特異的に反応する。これを[[抗原抗体反応]]という。
== 保有医療機器 ==
 
* [[心臓エコー]]
自分の体を構成している成分が抗原となって免疫反応が起きることを[[自己免疫疾患]]という。
* [[腹部エコー]]
 
* [[心電図]]
また、抗原に過剰に反応してしまうことを[[アレルギー]]という。この[[アレルギー反応]]を引き起こす抗原は[[アレルゲン]]と呼ばれる。
* [[超音波検査]]
 
* [[X線撮影装置]]
抗原に対して有効な反応性を持った[[抗体]]を産生するためには多くの場合[[T細胞]]の関与が必要であるが、[[多糖類]]などのように抗体産生に[[T細胞]]を必要としない抗原 ([[胸腺非依存性抗原]]) もある。
 
==語源==
1903年に[[ラディスラス・ドイチュ]](1874-1939)が抗原は[[抗体]]の生産を引き起こすことを発見した。
抗体を作る切っ掛けであり、抗体と反応するもの、という意味の語「antisomatogen」を縮めて「antigen」と命名した。
 
==抗原の条件==
抗原となるためにはいくつかの条件がある。
 
===水溶性であること===
生体細胞は「異物らしきもの」を発見すると[[抗体]]を作る必要があるか(抗原か)の判断を行う。
その際の「異物らしきもの」の構造解析を行うには水に溶けていることが条件となるため、抗原は[[水溶性]]でなければならない。
 
===分子量が大きいこと===
[[抗体]]は抗原と結合することで[[解毒作用]]など発揮するが、抗原があまりに小さいと結合できない。
[[抗体]]が抗原に結合する部分を[[抗原決定基]]というが、その1つの[[分子量]]は平均して約700以上であり、この[[抗体決定基]]が[[分子]]中に複数個あり分子量の総数にして約6000以上あることが抗原の条件となる。あまりに異物の[[分子]]が小さいと[[抗体]]が結合できないため見過ごされる。
 
===複雑であること===
[[デンプン]]や[[ポリエチレン]]は[[分子量]]が非常に大きいが、その[[分子構造]]は極めて単純なものの繰り返しであるため抗原にはならない。
 
===異種的であること===
[[タンパク質]]は極めて複雑な構造で、かつ[[分子量]]も大きいが、自分自身([[生体]])を構成するもの([[同種タンパク質]])は抗原にならない。
これに対して[[異種タンパク質]]は抗原になりやすい。
 
[[母親]]の[[母乳]]を[[注射]]しても大丈夫だが、どこぞの[[牛]]の[[牛乳]]を[[注射]]すると大変なことになる。
 
==生物学的な分類==
===自己抗原===
[[自己抗原]]とは、[[生体]]内で抗原を現す[[物質]]のことである。
 
ただし、正常な状態では[[自己抗原]]の発現は抑制されており、無視される。
これを[[免疫寛容]]([[トレランス]])という。
[[がん]]に[[免疫]]が働かないのはこの機構により[[自己抗原]]と判別されるためである。
 
なんらかの原因で[[免疫寛容]]が破綻すると[[自己免疫疾患]]と呼ばれる様々な[[疾患]]が現れて大変なことになる。
 
===同種抗原===
[[同種抗原]]とは、同種の[[動物]]の個体間に[[抗原性]]を現す[[物質]]のことである。
[[血液型]]を決めている[[血液型物質]]や[[組織適合性抗原]]などがこれに相当する。
 
===異種抗原===
[[異種抗原]]とは、異種動物の[[高分子]]な生体物質のことである。
 
[[牛肉]]などは[[消化分解]]によって[[抗原性]]も失われるのでほぼ問題ない。
ただし、非常に稀に[[遅延型食肉アレルギー]]を引き起こす場合もあるのではないかという[[仮説]]もある。
 
一方で、[[牛乳]]などは[[分解]]されずに[[吸収]]されるため[[アレルギー]]を引き起こしやすい。
[[動物]]から[[分離]]した[[タンパク質]]を[[血管]]に[[注射]]すると[[抗原性]]を発揮する。
[[血清病]]などが有名である。
 
===異好抗原===
[[異好抗原]]とは、[[フォルスマン抗原]]のように広く動物細胞に分布し、[[臓器]]の[[特異性]]と無関係に[[抗原性]]を現す[[物質]]のことである。
その本体は[[脂質]]と[[多糖類]]の複合体である。


== 関連項目 ==
== 関連項目 ==
*[[アジュバント]]
<!--* 鈴木和幸 -->
*[[エピトープ]]
*[[ワクチン]]
*[[抗原決定基]]
*[[抗原抗体反応]]
*[[抗原性]]
*[[抗原提示細胞]]
*[[SCC抗原]]
*[[HBs抗原]]
*[[CD抗原]]
*[[HBe抗原]]
*[[スーパー抗原]]
*[[癌胎児性抗原]]
*[[HLA抗原]]
*[[O抗原]]


==参考文献==
== 外部リンク ==
{{reflist}}
<!--*  -->


{{stub}}
[[Category:医療機関]]
[[Category:日本の医療機関]]
[[Category:北海道の医療機関]]
[[Category:札幌市の医療機関]]
[[Category:札幌市北区の医療機関]]


[[Category:免疫学|こうけん]]
{{medical-stub}}

2020年9月13日 (日) 04:42時点における版

Japanese Map symbol (Hospital) w.svg 鈴木外科循環器科クリニック
情報
正式名称 鈴木外科循環器科クリニック
所在地
〒002-8073
北海道札幌市北区あいの里3条4丁目8-1

鈴木外科循環器科クリニックとは、札幌市北区にある医療機関である。

予防接種

保有医療機器

関連項目

外部リンク