ページ「テンプレート:DICOM TAG」と「DICOMタグ」の間の差分
(ページ間の差分)
ナビゲーションに移動
検索に移動
(ページの作成:「[[DICOMタグ/{{{1|}}}/{{{2|}}}|DICOMタグ({{{1|}}},{{{2|}}})]]」) |
編集の要約なし |
||
1行目: | 1行目: | ||
[[ | '''DICOMタグ'''(だいこむたぐ、英語:DICOM Tags)とは、[[DICOMファイル]]におけるメタ情報のひとつで、データ本体にどのような情報が入っているかを示す4バイトである。 | ||
== 概要 == | |||
タグとは、データ本体に何の情報が入っているかを示す4バイトで、グループ(上位2バイト)とエレメント(下位2バイト)で構成される。 | |||
=== 標準タグとプライベートタグ === | |||
グループの値が偶数の場合は標準タグといい、それぞれのタグの値が何を意味するかは[[DICOM規格]]で事前に定められている。例えばDICOMタグの値が{{DICOM TAG|0010|0010}}であればそれに続くデータ本体には患者名が入っているといった感じである。なお、標準タグの量は膨大のひとことである。 | |||
一方、グループの値が奇数の場合はプライベートタグといい、誰もが勝手に独自の値を突っ込んでいいことになっている。標準タグでカバーしきれない情報を記載したい場合に使うものである。ただし基本的に第三者には意味不明な情報となってしまうので極力使ってはならない。 | |||
しかしながら、標準タグが膨大すぎて目的のタグ番号を探し出せなかった場合にプライベートタグで逃げるという手法が乱用されているのも事実である。 | |||
== グループの一覧と主なエレメント == | |||
* {{DICOM TAG|0002}} - ファイルメタ情報 | |||
* {{DICOM TAG|0008}} - 検査情報 | |||
* {{DICOM TAG|0010}} - 患者情報 | |||
* {{DICOM TAG|0028}} - 画像情報 | |||
* {{DICOM TAG|7FE0}} - 画素情報 | |||
** {{DICOM TAG|7FE0|0010}} - 画像データ本体 | |||
== 関連項目 == | |||
* [[DICOM]] | |||
== 参考文献 == | |||
{{reflist}} | |||
{{medical-stub}} | |||
{{DEFAULTSORT:DICOMたく}} | |||
[[Category:DICOM]] |
2013年6月5日 (水) 09:38時点における版
DICOMタグ(だいこむたぐ、英語:DICOM Tags)とは、DICOMファイルにおけるメタ情報のひとつで、データ本体にどのような情報が入っているかを示す4バイトである。
概要
タグとは、データ本体に何の情報が入っているかを示す4バイトで、グループ(上位2バイト)とエレメント(下位2バイト)で構成される。
標準タグとプライベートタグ
グループの値が偶数の場合は標準タグといい、それぞれのタグの値が何を意味するかはDICOM規格で事前に定められている。例えばDICOMタグの値が(0010,0010)であればそれに続くデータ本体には患者名が入っているといった感じである。なお、標準タグの量は膨大のひとことである。
一方、グループの値が奇数の場合はプライベートタグといい、誰もが勝手に独自の値を突っ込んでいいことになっている。標準タグでカバーしきれない情報を記載したい場合に使うものである。ただし基本的に第三者には意味不明な情報となってしまうので極力使ってはならない。
しかしながら、標準タグが膨大すぎて目的のタグ番号を探し出せなかった場合にプライベートタグで逃げるという手法が乱用されているのも事実である。
グループの一覧と主なエレメント
- (0002,****) - ファイルメタ情報
- (0008,****) - 検査情報
- (0010,****) - 患者情報
- (0028,****) - 画像情報
- (7FE0,****) - 画素情報
- (7FE0,0010) - 画像データ本体