国際放射線学会

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国際放射線学会 (International Congress of Radiology,ICR)とは、世界でもっとも歴史のある放射線学会である。

北米放射線学会などは先進的な学術発表・研究発表が主なのに対して、国際放射線学会は約2年に一度のペースで、発展途上国を中心に開催され、その内容も教育講演を主体としている。

ベクレール賞

ベクレール賞は、放射線医学教育における世界で最高の賞賜である。類似の賞賜としては北米放射線学会において放射線医学研究に授与する Summa Cum Lauda / Manga Cum Lauda / Cum Lauda がある。

ベクレール賞は、1994年にフランスのアントワーヌ・ベクレールを祖とするベクレール家 (アントワーヌ・ベクレール病院)の厚意で、ベクレール基金の運用が国際放射線学会に依託されることとなったのを切っ掛けにはじまった。

国際放射線学会では、このベクレール基金をもとに、1996年から国際的に著しい活躍をした放射線科医を招待し、ベクレール記念講演 (Beclere Memorial Lecture) の開催とベクレール・メダル (Beclere Medal) の授与を行っている(Beclere賞)。

開催地

  • 1回 1925 ロンドン(イギリス)
  • 2回 1928 ストックホルム(スウェーデン) ICRU,ICRPの創設
  • 3回 1931 パリ(フランス)Beclere博士会長,キューリー夫人出席
  • 4回 1934 チューリッヒ(スイス)
  • 5回 1937 シカゴ(アメリカ合衆国)
  • 6回 1950 ロンドン(イギリス)
  • 7回 1953 コペンハーゲン(デンマーク)国際放射線学会(ISR)を組織
  • 8回 1956 メキシコシティー(メキシコ) 最高の参加者
  • 9回 1959 ミュンヘン(ドイツ)
  • 10回 1962 モントリオール(カナダ) 5ヶ国語同時通訳
  • 11回 1965 ローマ(イタリー) 参加者 7,000人
  • 12回 1969 東京(日本) 参加者 3,000人
  • 13回 1973 マドリッド(スペイン) 参加者 5,000人
  • 14回 1977 リオデジャネイロ(ブラジル)
  • 15回 1981 ブラッセル(ベルギー)
  • 16回 1985 ハワイ(アメリカ合衆国) 参加者 1,500人
  • 17回 1989 パリ(フランス) 参加者 7,000人
  • 18回 1994 シンガポール Beclere Fund 創設
  • 19回 1996 北京(中国) 参加者 5,000人
  • 20回 1998 ニューデリー(インド) 参加者 5,000人
  • 21回 2000 ブエノスアイレス(アルゼンチン) 参加者 4,500人
  • 22回 2002 カンクーン(メキシコ) 急遽開催したため,参加者少ない
  • 23回 2004 モントリオール(カナダ) 参加者 3,500人
  • 24回 2006 ケープタウン(南アフリカ)
  • 25回 2008 マラケッシュ(モロッコ)

関連項目