新札幌ひばりが丘病院

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Japanese Map symbol (Hospital) w.svg 札幌ひばりが丘病院
ファイル:Sapporo hibarigaoka hospital.png
情報
正式名称 医療法人潤和会 札幌ひばりが丘病院
許可病床数 176床
一般病床:118床
療養病床:58床
職員数 170名
機能評価 一般病院1 3rdG:Ver.1.1[1]
管理者 高橋大賀(院長)
所在地
〒004-0053
北海道札幌市厚別区厚別中央3条2丁目12-1

医療法人潤和会札幌ひばりが丘病院とは、医療法人潤和会が運営する民間病院である。国道12号線沿いにあり、近年は緩和ケア在宅医療に力を入れている。2017年3月、マスコミの報道により麻薬管理者医療用麻薬並びに2年分の麻薬帳簿を紛失していたことが明るみになった[2]

ファイル:Takahasi.jpg
記者会見に応じる院長と事務長

不祥事

ファイル:News.jpg
事件を報道する各マスコミ

2014年度と2015年度の2年分の麻薬帳簿がなくなっており[注釈 1]の痛みを和らげるオキシコドンフェンタニルなど30種類の錠剤やアンプル計数百個が、書類上の数量と一致しないことが分かった[注釈 2]。北海道で医療用麻薬に関連した事件としては、2015年に医師看護師麻薬取締法違反により逮捕された八雲総合病院以来である[3]

捜査までの経過

事件の影響

  • 機能評価について
機能評価の2015年11月12日~13日の訪問審査時には麻薬帳簿と医療用麻薬を適切に管理していないのにも関わらず、評価調査者(サーベイヤー)へ虚偽の報告を行っていた可能性がある。審査結果報告書[8]によると、薬剤科に対し次のような評価を与えている。
薬剤科は病棟や外来などの配置薬剤を定期的にチェックし、
適正な薬剤供給、適正な使用と管理、病棟における麻薬等
およびハイリスク薬剤の保管と管理など適切である。
麻薬取締部の捜査結果を待って、機能評価の認定が取り消される可能性も考えられる。
  • 医療用麻薬への規制について
今回の事件を受けて、医療用麻薬の規制が厳しくなる可能性がある[9]
現在 規制が厳しくなった場合
管理場所 病棟や手術室など複数の場所で管理が出来る 薬剤科の一元管理に集中へ
行政の立ち入り検査 職員への聞き取りと帳簿のチェックのみ 帳簿に記載された量と在庫量の照合も行う
入院患者の自己管理 自己管理が出来る 自己管理が出来なくなる

診療科目

内科
呼吸器内科
消化器内科   
緩和ケア内科
老年内科
整形外科
リハビリテーション科

交通

  • JR 厚別駅 [函館本線]・徒歩16分
  • JR 新札幌駅 [千歳線]・徒歩15分
  • JRバス・中央バス or 夕鉄バス:旭町停留所・徒歩1分
  • 札幌市営地下鉄 [東西線]:ひばりが丘駅・徒歩8分

関連施設

  • 札幌ひばりが丘病院指定居宅介護支援事業所
  • ひばりが丘訪問看護ステーション

脚注

注釈

  1. 麻薬取締法では医療用麻薬の流用を避けるため、過去2年分の帳簿を保管するよう医療機関に義務付けている。| 北海道新聞 2017年3月9日
  2. 当時の麻薬管理者はすでに退職しており、病院の聞き取り調査に対して帳簿を作っていなかったことを認めている。| 北海道新聞 2017年3月9日

出典

関連項目

外部リンク

ウィキメディア・コモンズ